2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年


NPO法人 環境研究会かわさき

川崎市川崎区砂子1-10
E-mail tyjy@jcom.home.ne.jp



◇◆活動報告◇◆

●2024年3月2日 ☆川崎市環境局主催(担当:環境対策部環境共創課)の「つくろう!かわさき・空と水のミライ会議」のワークショップに当研究会の井上理事長など4名が参加 

 川崎市は2024年に市制100周年を迎えます。
 市は、市制100周年記念事業の一つとして「つくろう!かわさき・空と水のミライ会議」を開催し、私たちのNPOはそのプログラムの1つの「環境対策をしていた昔の人の話」に参加しました。
 そのワークショップでは、過去の映像を見ながら、私たちは司会者からいくつか質問を受け、先人たちが経験した公害問題やその改善対策に取り組んできた様子などを、参加された小学生やその保護者方にお話しました。
 過去に市民、行政、企業の努力があって今があることを知り、現在や今後の環境問題に対応してもらえることを期待しました。
 また当研究会からは、井上理事長、吉川・林・田辺理事が次のような質問に応えたほか、大気汚染が激しい頃に採取した真黒なろ紙などを見せ、当時の大気汚染状況を実感してもらいました。

 ・主な質問①公害局でどんな仕事をしていたのか?
        ②今から50年前(1970年)頃の大気や川の様子はどうだったか?
        ③環境対策を重視した伊藤市長が誕生した後の変化はどうだったのか?
        ④たくさんの人の努力があって今の環境があると思うが、実際に50年が経ってどう感じているのか?

  
     
 空と水のミライ会議のチラシ  NPOの仲間が公害の歴史を話している様子  市役所本庁舎25階からの工業地帯の眺望

●2023年3月10日 ☆川崎市環境局主催(担当:環境対策部環境共創課)の「つくろう!かわさき・空と水のミライ会議」のワークショップに当研究会の井上理事長などが参加 


 「つくろう!かわさき・空と水のミライ会議」は、来年市制100周年を迎える川崎市が、この機会に公害の歴史・対策・課題を学び、未来の環境を考えようと、3月9日と10日に環境総合研究所で開催したものです。
 10日のワークショップには大学生5名と若手市職員4名が参加し、当研究会の井上理事長と田辺理事及び市民代表2名が公害の語り部として参加しました。
 当研究会の2名は、市の職員として携わった仕事の内容と当研究会の活動を紹介した後、参加者からの質問を受けました。
  主な質問は、  
   公害対策において壁になったものは何か  市長が伊藤三郎氏でなかったら環境行政はどうなっていたか
   他都市との連携はあったか  企業とどう向き合ったか
   今までの仕事で誇らしいと思ったことは何か  今後の環境行政に必要なことは
  など具体的で新鮮な質問もありました。

 最後に、学生たちは聞いた話の印象やこれから未来に伝えたいことを発表しました。
  その内容は、 
日本最初の公害に係る総量規制の実施とこれに応える企業による汚染物質の削減に向けた環境技術の開発など、技術面での信頼関係を築きながら進めてきたことは後世に伝えていきたい。 
  高度成長時代に公害問題が発生した。環境と経済のバランスの難しさがわかった。
   公害をはじめて知った。もっと広く知ってもらうためにSNSなどを利用したらどうか
  などの具体的な提案もありました。

   
昔の公害対策の紹介 質疑応答の様子

●2021年12月3日 ☆川崎市教育委員会主催の「水と人権」の講演会で当研究会の林副理事長が「近年の川崎の水の汚染とその改善の歴史」をテーマに講演 


 12月3日、川崎市教育委員会主催の「水と人権」をテーマにした講演会が宮前市民館で開催され、その中で当研究会の林副理事長が「近年の川崎の水の汚染とその改善の歴史」をテーマに講演を行いました。
 講演内容は、◆水の循環と利用、◆川崎臨海部の変遷、◆多摩川の変遷、◆よみがえる水環境、◆水質汚濁と対策でした。
 参加者からは、
 ・「川を魚が生きられないほど汚染してしまったのも人間だが、その川をアユが棲めるまでに改善したのも人間。
  きれいな水環境にするため微力でも貢献したい」
 ・「今、きれいな環境で生きられるのは法条例によって守られているかだだと気づかされた」
 ・「環境の改善のために、今自分でできることをして、さらに若い人達と一緒に考えていきたいと思った」
 ・「なんでも役所や企業に任せて、自分たちは環境のことに無関心だった。
  私たちの努力やその継続が大切だとわかった」
 ・「家庭での小さな努力が環境改善という大きなことを成し遂げると感じた」
などの発言があった。

   
講演中の様子 講演風景

●2020年12月15日 ☆「インドネシアにおける河川改善のための都市間連携事業」に係る国際協力
  -川崎市とバンドン市(インドネシア)とのオンライン会議で林副理事長が講演


 12月15日、川崎市が国際貢献事業の一環で行っているバンドン市(インドネシア)の河川水質改善のためのオンライン会議が、川崎市環境総合研究所で行われ、当研究会から3名(井上、林、輿石)が参加しました。当研究会の役割は、バンドン市の担当者に、川崎市が激甚な公害を克服してきた取組、特に河川水質管理や事業系排水対策等の取組経過を伝えることで、バンドン市の河川改善に向けた規制・指導行政の能力向上に寄与するため、当研究会の林副理事長が、「川崎市における河川水質改善の施策形成と対応上の課題」についてオンライン会議で講演し、質疑応答には輿石理事も加わり活発な意見交換が行われました。

   
オンライン会議に参加している当研究会のメンバーの様子  ゴミが浮かぶチタムル川(インドネシア)とそこで遊ぶ子供たち

●2020年12月5日 ☆高津革新懇談会勉強会で林副理事長「川崎の公害を振り返る」をテーマに講演 


  12月5日、川崎市の高津革新懇談会勉強会で当研究会の林副理事長が「かわさきの公害を振り返る」をテーマに講演を行いました。講演では川崎の公害問題や昭和46年に誕生した伊藤革新市政の公害対策に臨む意気込みなどについて話したほか、地球温暖化のメカニズムや炭酸ガスの負荷量と気温変化予測などについても講演しました。

●2020年4月1日 ☆私たちのNPO法人「環境研究会かわさき」の取組が(公財)川崎市生涯学習財団発行の「Stage Up(ステージ アップ)」Vol.233号で、詳しく紹介されました。 


  4月1日、「Stage Up」Vol.233号の記事では、私たちの研究会が、「環境・公害の歴史のかたりべ」として活動していることなどが紹介されました。また、これまで発行した冊子「川崎の環境 今・昔」や当研究会の理事長や副理事長及び事務局長へのインタビュー結果も掲載されました。
   >
 情報誌 Stage Upの表紙  Stage Upの記事内容

●2019年9月21日 ☆「ごえん楽市」で講演と当研究会が発行した冊子の展示を行いました 


  9月21日、川崎市中原区のかさき市民活動センターで開催された「ごえん楽市」で当研究会の林副理事長が「川崎の環境 今・昔-ごみ処理の歴史」をテーマに講演を行いました。講演では国や川崎市の廃棄物への取組の経緯、また整理したデーターから人口増加と一般廃棄物処理量の関係や各種の取組効果などの所見等について講演した。会場では今年3月に発行した「川崎の環境 今・昔 第4巻廃棄物編」などの冊子の展示も行いました。参加者とは活発な意見交換ができました。質疑応答の内容は次の「質疑応答」をクリックすると見ることができます。
     質疑応答の内容 
 NPO法人環境研究会かわさきの旗  講演会場の様子

●2019年8月31日 ☆科学で遊ぶ幸せな1日に出展しました。


 8月31日、慶応大学、かわさき新産業創造センター及び川崎市は、慶応大学新川崎タウンキャンパス等で、科学体験イベント「科学で遊ぶ幸せな一日」を開催しました。当研究会ではこのイベントに出展し、「科学で学ぼう!エコライフ、水素で車をはしらせよう!」をテーマに、模型燃料電池車の走行体験、シート型ゲーム、紙芝居、缶バッチ作成、パネル・冊子の展示を行い、親子連れなど多くの方々に川崎市の環境対策や身近にできる環境対策について学んでいただきました。
 
   ⇐⇐⇐ 当研究会ブースの写真
    

●2019年8月7日 ☆「さいわい子どもエコフェア」に出展しました


 このフェアは、川崎市幸区役所が幸市民館で、市民活動団体や企業等が行っている環境活動について、実際に見て、聞いて、体 験してもらうため開催したものです。当研究会は「ゲームで学ぼう!エコライフ、燃料電池車を走らせてみよう」をテーマに、環境啓発用シートゲームや模型の燃料電池車の走行体験を行いました。シートゲームに参加された多くの親子連れは、家族で話し合いながらゲームなどを楽しんでいました。
    
     
 模型の燃料電池車の走行体験の様子  環境啓発用シートゲームを楽しんでいる様子  資料展示の様子
   

●2019年7月4日、9月12日 ☆川崎市立宮前小学校で出前講座を行いました。


 7月4日は5年生全員( 124 名) を対象に大気に関する出前講座を行いました。
 これは、5年生たちが一年間かけて川崎の今、昔の環境を知り、 未来の環境をよりよくするために自分ができることを考える 総合学習の一環で行われたものです。
 当日、当研究会では 「川崎の大気 今・昔」をテーマに、①「白い雲を返せ」ビデオ上演、②公害とは何か、③川崎が過去に体験した大気汚染の実情と現状などについて、 井上理事長、林理事 、吉川事務局長の3名が講師を務めました。

 また、 9月12日は「かわさきの多摩川と海の今・昔」の講義を行いました。内容は①多摩川の源流について、②多摩川の洪水との闘い、③多摩川と臨海部の農業、工業、公害等について話しました。子どもたちは、多摩川が生活排水で汚染されたことや臨海部で発生した公害問題に興味を示していました。そして改善されてきた現在の様子を見て、今後は、子供たちがきれいになってきた理由を考えることになっています。

  ⇐⇐⇐ 小学5年生に講義をしている様子
    

●2019年6月26日 ☆国際ジャーナリスト・環境学者 石弘之氏から川崎の公害の歴史等について取材を受ける


 石弘之氏は、ご自身の50年以上にわたる環境研究を通して、日本の公害・環境の歴史をまとめておられる(よみがえる日本の環境)。現在その取材中で、川崎の大気汚染等の克服に至る過程に関心をお持ちで、その対策に関わり、過去の資料をまとめ冊子を発行した当研究会から話を聞きたい旨の依頼があり、この度井上理事長・吉川事務局長が取材を受けた。取材内容は ①川崎市の公害の歴史、②川崎市はどのような対策を行ったのか、③市民、事業者、行政の役割、④川崎公害訴訟と公害健康被害補償、⑤実際に住み、仕事をした上で感じたことなどであった。
   石弘之氏からの取材の様子2⇐⇐⇐ 石弘之氏からの取材の様子
  

●2019年4月18日 ☆神奈川新聞に当研究会が今年3月に発行した「川崎の環境 今・昔 第4巻 廃棄物編」などを紹介した記事が掲載されました。


 記事では、この冊子が川崎のごみ処理行政の歴史をまとめたもので、川崎市が高度経済成長期の人口増加に対応するために毎日収集と全量焼却を行いで脚光を浴びた「昭和」と、その反動で遅れた資源化への取り組みに腐心した「平成」を回顧し、今後のより高度な循環型社会が期待される「令和」への思いなどが紹介されている。また、当研究会の取組についても紹介されました。
 ※ 記事の中で紹介された冊子「川崎の環境 今・昔 第4巻 廃棄物編」をはじめ、「第1巻 大気編」、「第2巻 大気汚染・自動車対策編」、「第3巻 水環境編」に興味を持たれた方は、次のメールアドレスにご連絡ください。
      E-mail : kanken_kawa@yahoo.co.jp


神奈川新聞の2019.4.18の記事
 
 
廃棄物編の表紙
 
大気編の表紙
 
大気汚染・自動車対策編の表紙
 
水環境編の表紙

●2019年3月31日 ☆当研究会ではこのほど川崎の廃棄物行政などの歴史を取りまとめた「川崎の環境 今・昔 第4巻 廃棄物編」を発行しました。

 冊子は、第1編「川崎の廃棄物対策の経緯と特徴」と第2編「年表と主な出来事」、参考文献、資料で構成しています。内容としては、川崎市の廃棄物事業の立ち上げから、川崎市がバキュームカー開発、し尿収集・処理、ごみの再資源化など、廃棄物処理に関わる方も興味を持たれる内容となっています。  

  ⇒⇒    なお、冊子「川崎の環境 今・昔 第4巻 廃棄物編」や「第1巻 大気編」、「第2巻 大気汚染・自動車対策編」「第3巻 水環境編」 に興味を持たれた方は、次のメールアドレスにご連絡ください。
       E-mail: kanken_kawa@yahoo.co.jp
 
    廃棄物編の表紙
 
    第1編の目次
 
    第2編の目次

●2019年2月2日 ☆川崎市中原区にある中原市民館で開催された「ごえん楽市」に出展しました。


 この「ごえん楽市」は、「公益財団法人かわさき市民活動センター」が市民活動を知ってもらうと毎年この時期に開催しているものです。私たちの研究会は、これまでの活動状況をまとめたパネルとこれまで作成した冊子の展示と紹介を行い、また今後の活動予定などの説明も行いました。
  
  

●2018年9月8日 ☆新川崎での科学体験イベント「科学で遊ぶ幸せな一日」(慶応大学、かわさき新産業創造センター及び川崎市(幸区・経済労働局)が主催)に出展しました。


当研究会では「科学で学ぼう!エコライフ、水素で車を走らせよう!」をテーマに、エコライフゲーム・模型燃料電池車の実験・環境紙芝居・缶バッチ作成を行い、川崎市の環境対策や身近にできる環境対策について学んでもらいました。

     イベントの様子⇒

●2018年8月22日 ☆韓国のテレビ局のTVNから当研究会の取組、川崎市の大気汚染の歴史と対策、市民・企業・行政の役割などについての取材を受けました。


 韓国のテレビ局からは、現在、ソウルやウルサン、プサンでは石油化学工場などによる大気汚染(PM2.5)が問題となっており、今では大気汚染がかなり改善している川崎のかっての様子や改善に向けた取り組みなどを取材対象としたとのことでした。また公害訴訟や公害健康被害補償制度などについての質問も受けました。テレビ局では今後も環境省等に取材する予定とのことでした。

    

●2018年8月9日 ☆川崎市幸区役所が幸市民館で開催した「さいわいエコフェア」に出展しました。


 当研究会では、「ゲームで遊ぼう!エコライフ、燃料電池車を走らせよう」をテーマに出展し、燃料電池車のコーナーでは、その仕組みを説明し、模型の燃料電池車を走らせる体験をしてもらいました。また、エコライフゲームでは、参加された親子にゲームを楽しみながらエコライフについて学んでいただきました。子供たちからは「楽しかった」「来てよかった」などの感想をもらいました。
  
 

●2018年6月3日 ☆第21期川崎市地域環境リーダー育成講座で当研究会の林副理事長が講演しました。


 この講座は、川崎市環境局が高津市民館で主催し、NPO法人アクト川崎が運営したものです。当研究会の林副理事長からは「川崎の公害問題を振り返る」をテーマに受講者に川崎の大気汚染・自動車汚染・水質汚濁の実情と対策、市民・事業者・市それぞれの取組とその経緯などについて講演を行いました。
  

●2018年2月12日 ☆川崎市中原区にある中原市民館で開催された「ごえん楽市」に出展しました。


 この「ごえん楽市」は、川崎市の市民活動を知ってもらうと「公益財団法人かわさき市民活動センター」の主催で毎年この時期に行われているものです。私たちの研究会は、これまでの活動状況をまとめたパネル展示と作成した冊子を紹介するとともに、来場者に「自分が環境のために日ごろ取り組んできたこと」などを聞くアンケートを行いました。回答には「リサイクル」「家庭用下水に油やごみを流さない」「親子による環境学習を通し子供に環境の大切さを知ってもらう」などがありました。
  
   

●2017年9月2日 ☆慶応大学、かわさき新産業創造センター、川崎市(幸区役所・経済労働局)主催の「科学で遊ぶ幸せな一日」に出展しました

 「科学で遊ぶ幸せな一日」は川崎市幸区にある慶應大学新川崎タウンキャンパスで開催されました。
当研究会では、「ゲームで学ぼう、エコライフ!、水素で車をはしらせよう!」をテーマに、環境すごろく・模型燃料電池車のしくみ実験・環境紙芝居・缶バッチの作成・「川崎の環境 今・昔」などのパネル展示を行い、公害対策をはじめとした環境対策の大切さを発信し、参加された多くの親子ずれに理解していただきました。当日は朝、雨が降ったにもかかわらず、午前中から科学に興味のある親子連れが集まり、終日混雑していました。 

     
 模型燃料電池車の実験の様子  環境すごろくを楽しんでいる様子  環境紙芝居の様子

●2017年8月9日 ☆川崎市幸区主催の「さいわい子どもエコフェア」に出展しました。


 このイベントは、身近な生活の中で実践できる環境への取組をすることで、気軽にエコ活動に親しむことを目的に行われているものです。当研究会では、当日は「ゲームで学ぼう!エコライフ!」や「燃料電池車を走らせてみよう」を出展しました。またこの日は横浜国立大学都市イノベーション学部の中国人留学生も手伝いに来てくれ、ささやかな国際交流も図られました。
  

●2017年8月4日 ☆川崎市環境総合研究所主催の「夏休み環境科学教室」が開催され、当研究会の井上理事長が「川崎市の大気の様子(今・昔)」をテーマに、午前と午後のそれぞれ20分間、川崎市の大気環境の変遷と取組を中心に講義を行いました。


 講義では、公害の概略、大気汚染の原因、市民等への影響、国や川崎市及び企業の対策、市民の抗議活動、自動車排出ガス対策、また対策の結果川崎市の大気汚染がどのように改善されたかや今後の課題について話しました。
    

●2017年7月28日 ☆横浜国立大学都市イノベーション学部の中国人留学生からのヒアリング依頼に対応しました。


 2名の留学生は、川崎市の環境再生に大変興味があり、卒論テーマにしたいとのことで、川崎市がどのように公害問題と闘ってきたか、また私たちNPOの成り立ちや活動内容についての質問があり、私たちがこれまで作成した冊子を基に井上理事長、林副理事長、吉川事務局長が説明しました。
       

●2017年6月3日 ☆川崎市環境局主催の第20期川崎市地域環境リーダー育成講座が高津市民館で開催され、当研究会の井上理事長が「川崎の公害問題を振り返る」をテーマに講演を行いました。


 質疑では、「厳しい排出規制の条例化にあたっての事業者対応」についての質問などがあり、条例化にあたってはシミュレーション結果から排出総量が決められており、事業者にはその時点で設置可能な排出削減技術を駆使した排出量削減を求め、導入までに事業者とのヒヤリングを重ねていったと回答しました。
       

●2017年3月26日 ☆NPO法人 川崎フューチャー・ネットワークの主催で「今、公害から何を学ぶ?」をテーマに開催された講演会で、当研究会の柴田副理事長が講演を行いました。(開催場所:川崎市教育文化会館)


 講演は「川崎の環境 自動車対策編から」について、映像をまじえながら自動車公害対策を中心に行いました。
 質疑応答では、「自動車から排出される汚染物質の量はどのように求めるのか」、「大気測定局の発生源寄与率が、自動車に比べ工場がなぜ少ないのか」、このほか粒子状物質の成分分析の結果に関する質問もありました。
    

●2017年3月24日 ☆川崎市環境総合研究所主催の「環境セミナー」が、川崎生命科学・環境研究センターで開催され、当研究会の林副理事長が「川崎の水環境をめぐる変遷について」をテーマに講演を行いました。


 講演のうち、臨海部の変遷では新田開発、海苔養殖、埋立等について、また多摩川の変遷では、多摩川築堤を求めたアミガサ事件、二ケ領用水の整備等について、そして工業化等に伴う水質汚濁とその対策及び改善されてきた状況について講演しました。
 また、当日は岸由二慶應義塾大学名誉教授が「地球温暖化に伴う流域と水環境の危機」をテーマについて講演をされました。
          

●2017年2月1日 ☆神奈川新聞に当研究会が今年1月に発行した「川崎の環境 今・昔 第3巻 水環境編」を紹介する記事が掲載されました。

 記事の掲載に先立ち、記者から井上理事長らが当研究会の取組状況や水環境編の編さんについて取材されました。記事ではこの冊子が川崎の水環境にまつわる出来事や工場排水や生活排水による水質汚濁の状況及びその対策の歴史を年表形式で紹介していること。また、当研究会の取組についても紹介されました。

  ⇒⇒    なお、冊子「川崎の環境 今・昔 第3巻 水環境編」や「第1巻 大気編」、「第2巻 大気汚染・自動車対策編」 に興味を持たれた方は、次のメールアドレスにご連絡ください。
       E-mail: kanken_kawa@yahoo.co.jp

       
 神奈川新聞の2月1日の記事  川崎の環境 今・昔
第3巻 水環境編 
  川崎の環境 今・昔
第1巻 大気編 
  川崎の環境 今・昔
第2巻 大気汚染・自動車対策編 

 

●2017年1月28日 ☆川崎市中原区にある川崎市市民活動センターで開催された「ごえん楽市」に出展しました。

 当日は川崎市内でNPO活動をしている多くの団体等が出展し、それぞれの活動を紹介していました。当研究会では吉川事務局長が今年1月に発行した「川崎の環境 今・昔 第3巻 水環境編」をもとに、工場排水や生活排水による水質汚濁やその対策の歴史を映像などをまじえ講演し、質疑応答が行われました。

        ← 講演の様子 

●2017年1月1日 ☆当研究会ではこのほど水環境対策などの歴史を取りまとめた「川崎の環境 今・昔 第3巻 水環境編」を発行しました。

 冊子は、川崎の水環境にまつわる出来事などを年表形式で編さんしたもので、川崎臨海部でのノリの養殖、工場誘致、工場排水や生活排水による水質汚濁の様子及びその対策の歴史などを紹介しています。  

  ⇒⇒    なお、冊子「川崎の環境 今・昔 第3巻 水環境編」や「第1巻 大気編」、「第2巻 大気汚染・自動車対策編」 に興味を持たれた方は、次のメールアドレスにご連絡ください。
       E-mail: kanken_kawa@yahoo.co.jp


       ←水環境編の表紙
  

●2016年9月4日 ☆東京新聞の朝刊に当研究会を紹介した記事が掲載された

 記事の掲載に先立ち、記者から井上理事長らが当研究会の設置主旨や取組状況などについて取材され、9月4日の朝刊に紹介記事が掲載されました。
   ⇒⇒ なお、冊子「川崎の環境 今・昔」に興味を持たれた方は、次のメールアドレスにご連絡ください。
       E-mail: kanken_kawa@yahoo.co.jp

       ←東京新聞の9月4日の記事
  

●2016年4月9日 ☆朝日新聞の朝刊に当研究会を紹介した記事が掲載された

 記事の掲載に先立ち、先日、朝日新聞の記者から井上理事長、林副理事長、柴田副理事長が当研究会の設置主旨や取組状況などについて取材され、4月9日の朝刊に紹介記事が掲載されました。
  
       ←朝日新聞の4月9日の記事
  

●2016年3月2日 ☆神奈川新聞に当研究会の取組と今年1月に発刊した「川崎の環境 今・昔 第2巻 大気汚染・自動車対策編」が紹介された

 記事では、先日井上理事長らが取材を受け、当研究会のこれまでの取組や発足の主旨、また2014年に工場から排出される硫黄酸化物などの大気汚染対策をとりまとめた「大気編」、今年1月に自動車排ガス対策についてとりまとめた「川崎の環境 今・昔 第2巻 大気汚染・自動車対策編」などが紹介されました。
      3月2日の記事へ

●2016年1月1日 ☆「川崎の環境今・昔 第2巻大気汚染・自動車対策編」 を発刊

 1月1日、「川崎の環境今・昔 第2巻大気汚染・自動車対策編」 を発刊しました。本冊子は、柴田副理事長を中心に、多くの方々 の協力を得て作成したものです。内容は、川崎市が第二次世界大 戦後の復興時期から現在まで長期にわたって対策に取り組んでき た大気汚染物質の中でも、硫黄酸化物、窒素酸化物及び浮遊粒子 状物質の 3 物質に係る各種対策の概要を前編で、本編では行政に よる自動車対策について取りまとめた全 64 ページの大作 です。
 この冊子を希望される方は、次のメールアドレスにご連絡ください。
 当研究会からご連絡させていただきます。
 kanken_kawa@yahoo.co.jp
  

●2014年10月18日 ☆「川崎の環境 今・昔」第1巻 大気編の発行と神奈川新聞川崎版に掲載

 

 当研究会では、川崎市の戦前、戦後、高度経済成長から公害問題の発生と公害対策の実施(SOx、NOx、SPM)、環境基準を適合した現在までの動きをまとめた「川崎の環境 今・昔」第1巻大気編の冊子を発行しました。
大気汚染など深刻な公害問題に取り組んできた川崎の歴史を後世に残し、多くの方にその過去を知って頂き、今後の環境改善につなげていきたいとの思いからこの冊子を発行しました。
 本冊子は平成26年度かわさき市民公益活動助成金事業により作成した非売品です。
今後は、公共の図書館等に置いて頂くほか環境学習等での利用を考えています。
 当NPO法人環境研究会かわさきでは、今後とも川崎の公害と環境をめぐる各種の歴史資料の収集を通して、第1巻大気編に続いて自動車対策編、水質環境編、更にこれからの環境問題等の編纂を目指しています。
2014年10月18日の神奈川新聞川崎版に本冊子に関する記事が掲載されましたので紹介します。
 この冊子を希望される方は、次のメールアドレスにご連絡ください。
当研究会からご連絡させていただきます。
kanken_kawa@yahoo.co.jp